プロポーズのあとのハンコ屋めぐり

ハンコイメージ

結婚を決めたのは、彼からのプロポーズがきっかけだった。彼と私は、趣味を探していた。
付き合い始めて7年半。もう十分すぎるほどお互いを知っていた。大きな喧嘩をしたこともないし、基本的に毎日を笑って暮らしていた。

それぞれアパートを借りていたけれど、仕事が終わるとどちらかの家で夕食を食べていた。
私たちは、毎週末夜になると居酒屋へ出かけた。話題はお互いの職場の出来事(たいていが同僚の面白小事件だった)と明日何して過ごすか?であった。

そう、何年も無趣味のせいで買い物ばかりしている。
預金したいのに週末になると予想を大幅に超える現金がいなくなる。

「明日何する~?」

実に何年振りだろう。実のある答えが返ってきた。

「ついにキャンプに行こう」

アウトドアは二人とも興味があった。今までは、なんせ行動力がまったくない。
今回はちがう。血液型がA型だと何を始めるにもまず形からタイプだそうである。

私たちはダブルAである。
2か月間かけて週末にみっちりキャンプ用品を買いそろえた。熱中したからか楽しくて仕方ない。 そして、楽しみでわくわくしっぱなし。

ついに、私たちは、キャンプデビューの日を迎えた。
朝から雨。

初めてのテント張り、初めてのバーベキューをして、初めての寝袋に入った時だった。
彼はむくむくと起きてがさごそと指輪を出すと、寝袋から顔だけでているイモムシ状態の私に

「結婚してください」と言った。

次の週末、私たちはハンコ屋めぐりをしていた。プロポーズを引き受けた私は、
「一緒の苗字になって、一緒のお財布になるんだね。どうせなら婚姻届から新しいハンコにしよう。」と提案したのだ。

彼と新しいことに挑戦する楽しみを知った。
おばあさんになるまで何個の初めてを経験するだろう。
印鑑を押すたびに今の幸福感を思い出せるそんなはんこを作ろう。

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